10年以上前のサイトが、スマホではデザインが崩れたままだった。撮影から情報設計まで作り直し、約3か月で公開

某医療法人 様

業界 医療・介護
支援内容 サイト制作・リニューアル撮影
Release
2025年10月
Type
Corporate Site / Renewal
Platform
STUDIO
Website
非公開

Scope

要件整理、サイト構成、情報設計、導線設計、Webデザイン、撮影ディレクション、STUDIO実装、ドメイン・サーバー移管、公開対応

Credit

會野 康祐
Director

ゲラップは、10年以上前に作られた医療法人のコーポレートサイトを、STUDIOで新しく作り直しました。レスポンシブ対応がされておらず、スマートフォンではデザインが崩れる状態でした。撮影から情報設計までをやり直し、約3か月で公開しています。

長く使われたサイトほど、直す判断が後回しになる

棚にぎっしり並んだバインダー

Webサイトは、大きく壊れないかぎり動き続けます。だから、直す理由がはっきりするまで時間がかかります。本件のサイトも10年以上前に作られたもので、レスポンシブ対応がされておらず、スマートフォンではデザインが崩れる状態のまま使われていました。

ご相談をいただいた時点で挙がっていたのは、デザインと情報が古いこと、更新があまりできていないこと、ページ間の移動が分かりにくいことでした。事前に確認したところ、中身のない空のページが残っていたり、法人名がページ内で重複していたりもしました。一つひとつは小さな不具合ですが、積み上がると「読みにくいサイト」になります

ご依頼の内容はシンプルでした。古いから変えたい。ただし費用はかけすぎたくない。

ページを足す前に、並べ方を決め直した

ホワイトボードに並べて貼られた付箋

医療と介護をあわせて10近い事業所があり、サイトにはそれぞれの案内が載っていました。情報は揃っています。足りないのは量ではなく、何を先に見せるかの判断でした。

ナビゲーションから、社内向けの導線を外す

ヘッダーには施設の一覧に加えて、職員向けのページも並んでいました。初めて訪れた人にとっては、自分に関係のない項目が選択肢に混ざっている状態です。外部向けと内部向けを分け、最初に目に入る場所は外部向けだけにしました。

事業所は、探すものではなく選ぶものにする

10近い事業所を一覧で並べると、どれが自分に関係あるのか判断できません。サービスの種類でまとめ直し、そこから各事業所へ進む形にしました。ページ数は増やさず、たどり方だけを変えています。

Point

見たい情報にたどり着けないサイトは、情報が足りないのではなく、並べ方が決まっていないことが多いです。ページを足す前に、何を先に見せるかを決めます。

文字で説明していたことを、写真に置き換えた

明かりがぼやけて見える室内

旧サイトは文字の比率が高く、施設の様子や雰囲気は読んで想像するしかありませんでした。そこで外観、居室、共用部、日々のケアの様子を新たに撮影し、説明文の一部を写真に置き換えています。

介護サービスを探す方も、働き先を探す方も、知りたいのは「どんな場所か」です。文章で伝えようとすると長くなり、長くなると読まれません。撮影には多くの職員の方にご協力いただきました。

Point

文字で説明していたことを写真に置き換えると、読む量が減ります。施設やサービスのように、見れば分かるものほど効きます。

STUDIOで作り、約3か月で公開した

開かれた年間カレンダーの手帳

STUDIOを選んだ理由

公開後の更新をクライアント側で続けたい、というご希望がありました。STUDIOはデザインと実装を同じ環境で進められ、公開後の文言や画像の差し替えも専門的な作業を挟まずに行えます。作ったあとに触れるかどうかを基準に選びました。納品時にはSTUDIOの操作マニュアルもお渡ししています。

いちばん時間がかかったのは、移管だった

旧サイトは、あまり一般的でない制作ツールで作られていました。加えて10年以上前のことで、当時の担当者もすでに社内にいません。ドメインとサーバーをどこで管理しているのかを調べるところから始めました

要件整理から公開までは約3か月でした。

制作体制と役割分担

クライアントには、掲載内容のご確認と撮影へのご協力をお願いしました。ゲラップは要件整理からサイト構成、デザイン、実装、公開対応までを担当しています。医療法人として公開が求められる情報についても、掲載場所を決めたうえで組み込みました。

工程

クライアント

ゲラップ

制作準備

掲載内容の確認、素材の提供

要件整理、サイト構成の設計

撮影

撮影への協力、日程の調整

撮影ディレクション

デザイン・実装

内容と表現の確認

Webデザイン、STUDIO実装

公開

最終確認

ドメイン・サーバー移管、公開対応

公開後

更新・保守

操作マニュアルの提供

公開したあとは、クライアントが自分で更新している

白いタイルで覆われた曲面の建築

公開からしばらく経って、求人への応募が増えたと伺いました。

10年以上前のサイトは、当時の担当者がもう社内にいないことがあります。ドメインとサーバーをどこで契約し、誰が管理しているのか分からなくなっているのも珍しくありません。着手する前にそこを確かめておくと、公開の直前で止まらずに済みます。

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